FUTSAL

はじめに

フットサルって聞いたことはあるけど、どんなスポーツなのかは知らない。
フットサルってミニサッカーみたいだけど、ルールがよくわからない。
フットサルがもっと上手くなりたいけど、上手い人を見る機会がない。

そんな悩みを持っている方は、案外身近にたくさんいるのかもしれません。 というのも現在、フットサル愛好者は日本全国で数百万人と言われています。2007年に日本初のフットサル全国リーグ「Fリーグ」がスタートしたことにより、その人気もますます加速しています。

大学や専門学校では学生たちのコミュニケーションの場として今やフットサルサークルが花形となり、会社帰りのサラリーマンたちはスーツ姿のまま、 ひとりでフットサル施設に立ち寄り、「個サル」と呼ばれる個人参加型のフットサルスクールで、 同じような思いの人たちと新たなコミュニケーションを形成しています。

老若男女、年代問わず、少ない人数で「誰でも」「気軽に」「楽しめる」それがフットサルです。そして、そのフットサルを全国に広げていくのが日本フットサル振興会なのです。

フットサルの歴史

フットサルの起源

フットサルの語源は、サッカーを意味する「フットボール」と室内を意味する「サロン」を合わせた言葉と言われています。
フットサルの起源は、南米などで発展してきた「サロンフットボール」と、ヨーロッパなどで発展してきた「インドアサッカー」の2つと言われています。
こうしたミニサッカーの広がりがあり、ルールが統一され、競技名が「フットサル」となりました。

日本フットサル史

  • 2010年3月 第1回AFCフットサルクラブ選手権開催(イラン)。
    日本代表として名古屋オーシャンズが参加し、第3位の成績を収める。
  • 2010年1月 名古屋オーシャンズがFリーグ3季連続3回目の優勝。
    Fリーグが開幕した2007年度から3季連続3回目の優勝に輝く。
  • 2010年1月 「特定非営利活動法人日本フットサル振興会」設立。
    2010年1月25日、K9 PROJECTが特定非営利活動(NPO)法人となる。
  • 2009年3月 第1回全国女子選抜フットサル大会開催。
    2008年のトリムカップレディースフットサル大会が始まり。
  • 2008年9月 第6回FIFAフットサルワールドカップ開催(ブラジル)。
    日本は1次リーグ敗退。
  • 2007年9月 フットサル全国リーグ「日本フットサルリーグ」開幕。
    愛称は「Fリーグ」に決定。
  • 2006年5月 フットサル日本代表 AFCフットサル選手権初優勝。
    1999年の第1回大会よりイランが毎回優勝していたが、日本が初優勝を飾る。
  • 2006年4月 日本初のプロフットサルクラブ「大洋薬品BANFF」が誕生。
    名古屋オーシャンズの前身となるチーム。
  • 2004年 第5回FIFAフットサル世界選手権開催(台湾)。
    現「FIFAフットサルワールドカップ」。日本は1次リーグ敗退。
  • 2004年 第1回全日本女子フットサル選手権大会開催。
    2000年のティファールカップレディースフットサル大会が始まる。
  • 2003年 フットサルの個人登録制度が開始。
    サッカーと同レベルの水準を目指す。
  • 2001年 第1回フットサル地域チャンピオンズリーグ開催。
    地域リーグ上位チームによる全国大会。
  • 1996年 第1回全日本フットサル選手権大会開催。
    2005年以降はPUMA CUPとして行われている。
  • 1996年 第1回全日本ユース(U-15)フットサル大会開催。
    中学生年代の全国大会。
  • 1994年 フットサル委員会を設立。
    同年、日本サッカー協会が設立した「ミニサッカー委員会」が改名。
  • 1994年 競技名が「FUTSAL(フットサル)」に統一される。
    FIFAが改正ルールを発行。世界のミニサッカーの統一化。
  • 1991年 第1回全日本少年フットサル大会開催。
    少年の全国大会バーモントカップ。
  • 1989年 第1回ファイブ・ア・サイドフットボール世界大会開催(オランダ)。
    現「FIFAフットサルワールドカップ」。日本はグループリーグ敗退。
  • 1985年 第1回全国選抜フットサル大会開催。
    日本国内で最も歴史ある大会の1つ。
  • 1982年 第1回世界サロンフットボール選手権大会開催。
    日本も参加。9位に終わる。
  • 1977年 「日本ミニサッカー連盟」発足。
    日本サッカー協会の傘下にある、現「日本フットサル連盟」。
  • 1970年代 ミニサッカーが広がりをみせる。
    サッカーの日本リーグで活躍していたブラジル人選手たちが提案。

ポジションとピッチ

ポジション

Position

1.ゴレイロ(GOLEIRO)

サッカーで言うゴールキーパー。シュートを止めることはもちろん、ゴールエリアを飛び出しての守備や攻撃の起点となる事も求められるポジション。

2.フィクソ(FIXO)

サッカーで言うセンターバック。守備の要となるだけではなく、ボランチのようにチームをコントロールする事も求められるポジション。

3.4.アラ(ALA)

サッカーで言うサイドハーフ。ウイングのような攻撃力やサイドバックのような守備力が求められるため、運動量が必要なポジション。

5.ピヴォ(PIVO)

サッカーで言うフォワード。得点を取ることはもちろん、ボールをキープして味方にアシストする事も求められる。相根澄が得意とするポジション。

ピッチ

Pitch

フットサルとサッカーの違い

フットサル サッカー
競技人数 5人 11人
競技時間 20分ハーフ
プレーイングタイム
45分ハーフ
ランニングタイム
ピッチの表面 木、人工材質
ピッチの大きさ 40m×20m 105m×68m
ゴールの大きさ 2m×3m 2.44m×7.32m
ボール 4号球 ローバウンド 5号球(13才以上)
シューズ 底が平らで飴色のフットサルシューズ スパイクシューズ
交代 自陣の5m幅の交代エリアから自由に交代できる。 アウトオブプレーの時、審判の了承を得て交代する。
タイムアウト チーム毎に前後半1回ずつ、1分間 なし
プレーの再開 ボールがタッチラインを超えたときは、キックイン※1で再開する。
攻撃側のボールがゴールラインを超えたときは、ゴールクリアランス※2で再開する。
ボールがタッチラインを超えたときは、スローインで再開する。
攻撃側のボールがゴールラインを超えたときは、ゴールキックで再開する。
4秒ルール 下記のプレーは4秒以内に行わなければならない。
・キックイン → 相手のキックイン
・ゴールクリアランス → 相手の間接フリーキック
・コーナーキック → 相手の間接フリーキック
・フリーキック → 相手の間接フリーキック
・ゴレイロのボール保持 → 相手の間接フリーキック
なし
バックパス ゴレイロが保持していたボールを離した後、ボールがハーフウェイラインを超えるか、 相手がボールに触れないと、ゴレイロは再びボールに触れられない。
触れた場合は、相手の間接フリーキックとなる。
ゴールキーバーが味方から足で蹴られたボールを手で触れると、相手チームの間接フリーキックとなる。
オフサイド なし あり
スライディング ボール保持者に対して足元へのスライディングはファールである。
パスやシュートコースに対するスライディングはファールではない。
ファールではない。
ファール 直接フリーキックで罰せられる反則の数を、チーム毎に数えて累積する。
累積ファール6つ目から、相手チームに第2PK※3が与えられる。
ファール数は数えない。
退場 プレーイングタイムで2分経過するか、2分経過前に失点すれば補充可能である。 補充できない。

※1 キックインとは、タッチラインを超えた位置のライン上にボールを静止させた状態で蹴り、試合を再開すること。
  軸足がタッチラインを完全にまたいでしまったり、ボールが静止していない状態で蹴った場合は、相手ボールとなる。
※2 ゴールクリアランスとは、ペナルティエリア内の任意の場所からボールを手で投げてプレーが再開されること。
※3 第2PKとは、第2ペナルティマークから壁なしの直接フリーキックで再開すること。
  相手陣内の第2ペナルティマークよりも前方でファールを受けた場合は、その地点か第2ペナルティマークかキックの位置を選択できる。